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2012年12月29日 (土)

12/23 大洗~苫小牧航路、勇払

※ひっどいボケボケ写真が大量に出てきます。それでも寒い中頑張ってるんです。けなさないでください。


6:50岩手県北部にて日の出を迎える。
詳しい場所はわからないけど、1時間もしないうちに青森県の鮫角灯台に入った気がする。

とは言っても、日の出直後なんか鳥を見れる明るさでもないので、あたたか~い船内で準備したりなんなりでのんびり過ごし、7:30から鳥見開始!

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さんふらわあ さっぽろ の甲板。
さっぽろ/ふらの は鳥見る場所が少ないのが大変。

運よく晴れてくれてます!!がんばっぺ!!


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鳥見開始して一発目の鳥はコアホウドリ!

なかなか幸先良い感じです。

ちなみに、観察環境は最悪最低です。
超極寒の暴風が常にふきっさらし&水しぶきオプション付きの超鬼畜具合!!
全身が寒すぎて痛い。

もちろん鳥屋は私だけなので、一人寂しくガタガタ震えてうずくまりながら、ただただ耐える・・・。
しかもこの時期なんでね、ミズナギドリは皆無です。海がさびしいんですよ!何も出ない時時間が

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8:00 青森県突入。
さっきまで晴れていたくせにこんな空模様に。。。もちろんこの後にどか雪タイム!!
甲板に雪が積もり始める。もうやだ、鬼畜。

さすがに耐えられなくなり、30分ほどベットに戻り朝ご飯タイム。


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8:30開始。
なんとか雪はやみ、甲板が濡れていたおかげで雪も消え去りました。

しかし寒さはより酷くなっている。辛すぎる・・・。

そんな中出てくれたのはウトウ。
ウミスズメ類の中では一番多く出てくれたウトウ。だいたい2~3羽の群れで行動していました。


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後にも先にも、たった1羽しか出てくれなかったクロアシアホウドリ。

あ、船乗った事ある人ならわかってくれると思いますが、暴風か波が高いと水しぶきが激しいんですよね。
で、もちろん甲板にも降り注ぐぐらい。なので目の前には水しぶきのベールがかかっているわけです。
写真がボケボケなのは技術無い&暗い&水しぶきベールのせいでです。


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最初は感動したコアホウドリも青森県沖からちらほら見えるようになり、そこから苫小牧港までひっきりなしに見えるようになる。特に苫小牧港沖に200羽はいたであろう群れにぶつかる。
私は鳥屋のくせにアホウドリを見ていないので、なんとか見つけ出そうとコアホは可能な限り見まくったんですが、結果は・・・。

蝶屋が「俺ギフチョウ見たことないんだ」って言うようなもんですよ、鳥屋がアホウドリ見たことないってのは。


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9:00過ぎ、光が差し込んだ!!

「よーし、こっから快進撃だ!」
・・・と思ったものの、肝心の鳥が出てくれなく寒さに凍えてひたすら海を眺めるだけに。
ウトウとコアホ、ミツユビくらいは出たけど。


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9:30~ オオハム、シロエリオオハムが大量発生するようになる。
左からシロエリオオハム・オオハム・シロエリオオハムかと。


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オオハム?

ちょっとわからないけど、オオハム類が意外にも空高くを頻繁に飛んでくれて非常に見つけやすい。

だいたい2~4羽程度の群れで飛び交ってる。サイズが大きいということもあり見つけやすく、往路だけで70羽以上は観察できたんじゃないかと。


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ミツユビカモメはずーっとたっぷり。

アカアシミツユビカモメが混じってないかと、結構写真だけは撮りまくったんですがダメですね。


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青森県北部にはいったかな? 時間は10:30を過ぎたあたり。


ここら辺からハシブトウミガラスが2~3羽の群れでよく見かけるようになる。

遠くの個体の場合ウトウかウミガラスか識別に悩みますが、このくらい近くを飛んでくれたり、翼下面の写真がギリギリ撮れればなんとかなります。


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オオハム。

緯度で言えば下北半島沖くらい。ここはオオハムが多く入り込んでいた。あとはウトウ、ハシブトウミ。
それと遠くでトウゾクカモメが一羽飛んでったくらい。


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ハシブトウミガラスはそこそこ出るんだけど、これくらい写真撮れる位置にはほぼ来てくれない。
今回の航路は基本的にみんな超遠いです。コアホウドリ・カモメを除いて、すべて肉眼では見つからないレベルの遠さを飛んでいます。

そのため、くっそ寒い超暴風の中でもがっつり双眼鏡をのぞき続けなければいけないんです。やりすぎたのか、瞼がひび割れしましたが。

それはそうと、この一番後ろの個体がただのウミガラスに見える。観察している時も顔が白いなとは思ったんですが、写真ではどちらとも取れるような白さ具合。。。

曖昧なのでここではハシブトウミガラスとしておきます。


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12:00から30分ほどお昼休憩を取り、12:30から鳥見開始。
この船は13:30には苫小牧に入港してしまうので、もう1時間しか鳥が見れない!!

ということで苫小牧港沖。もう双眼鏡では苫小牧港が見えてしまう距離、焦る!

先ほども言いましたが、苫小牧港沖には意外にもコアホウドリが200羽はいるであろう超大群が!!

すごく見応えがあり、やはり嬉しい!!
・・・けどね、違うんだよ。
わざわざこんな超極寒航路で苫小牧沖まで来て、見たいのはコアホウドリじゃないんだよ!氷のカモが見たいんだよ!!

なわけで、コアホは基本無視で水面に浮いてるような、飛んでるようなのばかり探してました。


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ウミスズメ。

やっと出た!めちゃくちゃ遠くをぱらぱら飛んでるのを発見!
意外にもウミスズメは出てなかったんですよ。

相変わらずウトウやハシブトウミ、オオハムは出ています。


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基本遠くばかり眺めているから、甲板の真下はたまにしか見ない。

で、ふと見たらなんか2個飛び立った!!

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拡大写真。

やりました!

この肩の白線、次列風切の白線、喉から下尾筒まで白い・・・。

みなさんはもうお分かりですね。


そう、コウミスズメです!!嬉しい・・・。

コウミは春先の航路で15羽程度の群れが飛んでるのを観察したことはあるんですが、まさかこんな2羽しかいない群れを見れるとは・・・。

コウミスズメ見たことある人ならわかっているでしょうが、本気で小さいんですよ!!
ウトウは38㎝ほど、ウミスズメ・カンムリウミでも26㎝はありますけど、このコウミスズメは14㎝!ガチなスズメサイズときたもんだ!!

水平線を眺め、荒れる大海原にスズメサイズの小鳥が2羽・・・。見つかるわけないでしょう!
だから今回は諦めていたんですが、何とか出てくれました!イエーイ!!

ネタバレすると帰路でも見つけられたんですけどね。

航路楽しいですね。。。


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コウミスズメにホクホクしていたらまたウミスズメが。

最低でもこのくらいの距離飛んでくれればカンムリかただウミか識別は容易なんですけどね。


このウミスズメを最後にし、苫小牧港に入港してしまった。
目標だったコオリガモは見つからず・・・。


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港にはウミウ、ヒメウ。オジロワシもいてくれた。


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冬の北海道は初めてなので、シロカモメ、ワシカモメの多さにびっくり!
知識としては知ってはいたものの、いざこの真っ白だらけのカモメの群れを見たら驚きだよ。


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オオセグロ集団。
特に変わったカモメは見つからず。アイスランドやアラスカシロは探してないです。

港内のカモはホオジロガモ、シノリガモ、クロガモばかり。


結局ライファーは増えぬまま苫小牧に着いてしまった・・・。

速攻で苫小牧駅まで行き、そこにいらない荷物をコインロッカーに預け、すぐに勇払に向かう。

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一面雪雪雪雪雪雪な勇払。

一見寒そうに見えるけど、超極寒暴風航路で鳥を見ていた私には暑いくらい。上着2枚脱いでからの鳥見。

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まずはカンムリカイツブリ。

配色がコオリガモに似ててびっくらこいた。


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クロガモが飛んできた。


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キタキツネも飛んできた。


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沖を見るとビロードキンクロが。

次列風切が白いので肉眼でもなんとなくわかります。



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アラナミキンクロの♀ (*゚∀゚)!!

顔に2つの白斑!
次列風切に白は見えない!

これは来た!!さすが北海道、こんな迷鳥までいるとは!!





・・・はい。
よくネット上で話題になるやつですね。

これはアラナミコスプレのビロキンです。
うまいこと次列風切が隠れてますね。
この子は一回も次列風切を見せることなく、沖合まで泳いで行っちゃいました。

見つけた瞬間は本気でアラナミだと思ったんだけどなぁ・・・。


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ウミウ。

ウはウミウばかりで、ヒメウは数羽しか見なかったです。


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シロカモメ。

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オオセグロカモメ。


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クロガモ♂


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クロガモ♂


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ビロードキンクロ♂


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ホオジロガモ♂


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ホオジロガモ♀

勇払のカモはこんな感じです。
後はシノリガモがいるくらい。

個体数的にはホオジロガモ>クロガモ>ビロードキンクロ>シノリガモ>キンクロ・スズ・ヒドリ・・・

沖を見れば航路でいっぱいいたコアホウドリを見ることができる。


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カワアイサもたっぷり。


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さすが苫小牧!カササギも大量にいます!


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うぅ、、、寒くなってきた。。。

だんだん暗くなってきたので16:30で鳥見終了。

しかし苫小牧在住の山男と合流できるのは22:00ごろというので、それまでネットカフェで時間をつぶす。


合流後はシイタケと鹿肉をごちそうになり、温泉までおごってもらって体力回復!


記録
 

航路
1.オオハム  2.シロエリオオハム  3.コアホウドリ  4.クロアシアホウドリ

5.ハシボソミズナギドリ(1羽のみ確認)  6.フルマカモメ?  7.ウミウ  8.ヒメウ

9.クロガモ  10.ホオジロガモ  11.シノリガモ  12.オジロワシ  13.ウミネコ

14.カモメ  15.ミツユビカモメ  16.オオセグロカモメ  17.セグロカモメ

18.ワシカモメ  19.シロカモメ  20.トウゾクカモメ  21.ウトウ  22.コウミスズメ

23.ウミスズメ  24.ハシブトウミガラス


勇払
1.ハジロカイツブリ  2.カンムリカイツブリ  3.カルガモ  4.ヒドリガモ

5.キンクロハジロ  6.スズガモ  7.ホオジロガモ  8.クロガモ  9.シノリガモ

10.ビロードキンクロ  11.トビ  12.ウミネコ  13.コアホウドリ  14.セグロカモメ

15.オオセグロカモメ  16.シロカモメ  17.ワシカモメ  19.トビ  20.スズメ

21.カササギ  22.ハシボソガラス

 

 

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