« 2014年 | トップページ | 12/30  タイ クラビ探鳥記~憧れのPITTA~ »

2014年1月13日 (月)

12/29 タイ クラビ探鳥記~夜の鳥てんこもり~

12/28~1/5まで2人でタイに行ってました。12/28、1/5は移動日なため、正味7日間鳥見。

移動の話とかは省くとして、12/29の8:00クラビ空港に無事到着!

空港でドライバーと合流し、宿泊先であるモーラコットリゾートへ向かう。そこで今回のガイドであるYotin氏と合流し、速攻鳥見開始!!



Tokage1964
10:00ごろKNCに到着。オオトカゲがいた。

そしてあの場所へ・・・。

 

Pattun1968
最初に現れたのは地味ビタキ!!私たちはヒメアオヒタキ系♀というのはすぐにわかったものの、そこから先に進まない。

Tokage1965
「これ、ぱっつんでしょ」「いや、ぱっつん具合が微妙」などなど超小声で議論していく中、とんでもない事に気付く!この子脚がピンクだ!!

ヒメアオヒタキ系は全て脚が黒色のはず・・・。こりゃもうお手上げなのでYotin氏に答えを聞くとムネアカヒメアオヒタキBlue-throated Flycater から種分化したシナヒメアオヒタキChinese Blue Flycatcher/ Cyornis glaucicomans だとのこと。
初っ端から図鑑に載っていない鳥が出てくるとか・・・。そりゃ大興奮ですよ。

※ちなみにノドアカヒメアオヒタキが胸のオレンジと白の境目が「ぱっつん」なので、識別点の一つとしてそう勉強して覚えてました。
「ぱっつん」自体わからない人は「前髪ぱっつん」で検索!



Orange1967
オレンジジツグミ Orange-headed Thrush /Zoothera citrina gibsonhilli

少し待っているとあのオレンジジツグミがやってきた!!
潜行性が非常に強く、今回の旅では見れないと思っていただけにかなり嬉しかった種!
だって日本の森に入って数時間でマミジロとかトラツグミを見つけるのってかなり難易度高いでしょ、それの外国版だからね。


Orange1966
みみずべろ~ん。

2013年日本初記録で相当騒がれた種でしょう!もう2種ほど初記録があったけど、そちらはほとんど騒がれなかったのに・・・。

そんなんで13:00に終了、本命の鳥には出会えず。14:30まで休憩なのでそれまでお散歩。


Kemusi1969Tombow1976
まっかっか毛虫とタイランドトンボ


Hanmyo1970Tombow1973
タイランドハンミョウにタイランドイトトンボ


Hanmyo1972Itai1974
タイランドスベトカゲにメッチャカンデクルアリ


Hanmyo1971Cho1977
カエルと虫


Hanadori1975
プランテーションでキバラタイヨウチョウとオレンジハナドリを発見!


Barredeo1978
マレーワシミミズク Barred Eagle-Owl /Bubo sumatranus sumatranus

休憩後、こんなステキフクロウに出会うことができた!
この風貌はもうカッコイイとかそういう次元でなくただただ美しい・・・。その存在感は森の主そのもの。


Barredeo1979
なのに振り向くたびに耳が引っかかるという萌えポイントも兼ね備えております。

このミミズクは結構なレア種であり、近年までなんちゃらかんちゃらがあったとかなんとか。

この子に別れを告げ、再びジャングルの中へ。。。


Creastedj1980
カンムリカケス Crested Jay /Platylophus galericulatus ardesiacus

森に入るとカンムリカケスの群れに出くわした!鳴きながら私たちの周りをぐるぐる回るんですが、全くじっとしてくれない。
なんとか葉っぱ越しに一枚撮影に成功!8㎝にもる冠羽、こりゃかっこいいです!



Bandedkf1981
カザリショウビン Banded Kingfisher /Lacedo pulchella deignami

森の奥地から魅惑ショウビンが飛んできた!
雄は当然綺麗なんですが、私はこの♀の縞々具合の方が好きかもしれないです。ホトトギス赤色型を小さくさせたようなこの色合い、惹かれますね。


Greenbb1982
ミドリヒロハシ Green Broadbill /Calyptomena viridis continentis

さらに森の奥地の奥地にひらひら舞ってきた葉っぱがありまして、もしや・・・?と思って見てみたらやっぱりミドリヒロハシ!!
すぐ逃げちゃったんですが、葉っぱに擬態しすぎていていつ逃げたのかすらわからない。

ここは川が流れている超暗い場所で、小鳥がひっきりなしに水浴びに来る。なんか茶色チメドリ、チャイニーズヒタキなどなど。。。ただ暗すぎて手持ち撮影の私には厳しいですわ。

そんななかYotin氏の助手が「フクロウを見つけたから来い」と言い、案内される。

Coso1983
ヒガシオオコノハズク Collared Scops Owl/ Otus lettia
かつて日本と同種のオオコノハズクとされてましたが最近いろいろと別れまして、おそらく和名はこのヒガシオオコノハズクじゃないかなと。
日本のオオコノハよりも可愛く、鳴き声も全然違いました。

ここから助手が本領発揮し、次はガマグチを見つけたという!


Javafm1985
ジャワガマグチヨタカ Blyth's Frogmouth / Batrachostomus affinis

ほわほわまんまるがまぐち。こんなちっこいヨタカを見つけ出すとかレベルが高すぎて理解できない。
現地でYotin氏から「JavanからスプリットしてBlyth'sになった」と聞いたけど、2005年の文献見ると「かつてBlyth'sと分類されていたが、現在はJavanとしている」とかいてあるし、どうなってんだろ?シノニムホモニムむむむむ。



Javafm1984
後姿。

ガマグチヨタカ初体験でしたがこんなに小さくてほわほわなんですね。こんなのが活発に活動してるとことか見てみたいものです。

この時点で初日なのにフクロウ2種、ヨタカ1種と私たちはお腹いっぱい。
かなり満足していたのに耳を疑う声が、「ガマグチ、もう一種狙おう」




Gouldfm1986
ウロコガマグチヨタカ Gould's Frogmouth / Batrachostomus stellatus

その宣言通り、もう一種見つけ出すという恐ろしい能力を見せつけられる!


Gouldfm1987
その和名の通り、胸は美しいウロコ模様。

Gouldfm1988
かわいくない。ハシビロコウを彷彿とさせますね。


これでおしまい。森を出て帰宅準備をする。というのも前日は飛行機の乗り継ぎの関係でほぼ寝ていないため、一瞬でも早く帰って寝たいのだ。いくら鳥が好きでも眠いものは眠い。

・・・そこでまた助手から耳を疑う声が「ピッタが寝てる!」



Bluewingp1989
ミナミヤイロチョウ Blue-winged Pitta / Pitta moluccensis

今回の旅で初ピッタ!しかも目の前で寝てるとかどれだけ幸運なんだか!
しかもこのミナミヤイロ、冬はスマトラ等に渡っているため、ここタイに残るのは幼鳥のみ=冬は相当見つけづらい

これにはYotin氏も興奮!




Bluewingp1990
魅惑の背中。

Tokage1991_2
タイランドトカゲモドキが這い寄る

Asibro1992
コサメビタキ Asian brown flycatcher /Muscicapa dauurica dauurica

アジブラも寝てました。

おしまい。初日で見れてる種数は少ないですが、内容はかなり濃いかと。

1. チュウサギ Intermediate Egret Egretta intermedia
2. ドバト Rock Dove Columba livia feral
3. ヒガシオオコノハズク Collared Scops Owl Otus lettia
4. マレーワシミミズク Barred Eagle-Owl Bubo sumatranus
5. ウロコガマグチヨタカ Gould's Frogmouth Batrachostomus stellatus
6. ジャワガマグチヨタカ Blyth's Frogmouth  Batrachostomus affinis
7. ジャワアナツバメ Edible-nest Swiftlet Aerodramus fuciphagus
8. カザリショウビン Banded Kingfisher Lacedo pulchella
9. (ノドアカゴシキドリ Red-throated Barbet Megalaima mystacophanos)×
10. ミドリヒロハシ Green Broadbill Calyptomena viridis
11. (クビワヒロハシ Black-and-yellow Broadbill Eurylaimus ochromalus)×
12. ミナミヤイロチョウ Blue-winged Pitta Pitta moluccensis
13. アカモズ Brown Shrike Lanius cristatus
14. クロエリヒタキ Black-naped Monarch Hypothymis azurea
15. カンムリカケス Crested Jay Platylophus galericulatus
16. ハシブトガラス Large-billed Crow Corvus macrorhynchos
17. アカメヒヨドリ Olive-winged Bulbul Pycnonotus plumosus
18. ツバメ Barn Swallow Hirundo rustica
19. (キマユムシクイ Yellow-browed Warbler Phylloscopus inornatus)×
20. インドハッカ Common Myna Acridotheres tristis
21. オレンジジツグミ Orange-headed Thrush Zoothera citrina
22. コルリ Siberian Blue Robin Luscinia cyane
23. シキチョウ Oriental Magpie-Robin Copsychus saularis
24. コサメビタキ Asian brown flycatcher Muscicapa dauurica
25. チャイニーズヒタキ Green-backed Flycatcher  Ficedula elisae
26. シナヒメアオヒタキ Chinese Blue Flycatcher Cyornis glaucicomans
27. オレンジハナドリ Orange-bellied Flowerpecker Dicaeum trigonostigma
28. キバラタイヨウチョウ Olive-backed Sunbird Cinnyris jugularis
29. スズメ Eurasian Tree Sparrow Passer montanus
30. (イワミセキレイ Forest Wagtail Dendronanthus indicus)×

|

« 2014年 | トップページ | 12/30  タイ クラビ探鳥記~憧れのPITTA~ »

コメント

ごめんなさい、舳倉で外したのはチャバラアカゲラでした・・・。時差ぼけと正月の疲れがまだ残っています。
それにしてもリラックスしたツグミの片足立ちは初めて見ました、お二人とも透明マントを被っていたのかしら?

投稿: arum | 2014年1月14日 (火) 21時48分

チャバラアカゲラ、私も外しました・・・。

この場所は本当に透明人間のようになれる素晴らしい場所でしたよ!!オレンジジツグミはずっとくつろいでました。

投稿: しんや | 2014年1月15日 (水) 21時49分

ミドリヒロハシ、隣に居たのに僕はみられなかったんですよねぇ。
何度トライしても見られない鬼門の鳥というのは誰にでもあるのので、ミドリヒロハシが僕にとってのそれです。
一体いつになったら見れることやら...。

初日にして見てる内容がすごいですね!
写真を見ていると昨日のことのように思い出せます。

投稿: コウ | 2014年2月17日 (月) 23時17分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/41245/54593610

この記事へのトラックバック一覧です: 12/29 タイ クラビ探鳥記~夜の鳥てんこもり~:

« 2014年 | トップページ | 12/30  タイ クラビ探鳥記~憧れのPITTA~ »