羽根

2013年1月12日 (土)

第一回 羽クイズ!

今年はまだ鳥見に行けていないので、のほほんと読んでってください。


結構、その種からは想像できない模様の羽を持った鳥が結構います。
ゴジュウカラの尾羽とかも非常にきれいなんですよ。見る機会は少な目ですけどね。

まぁ、そんなこんなでクイズでも。一回目なので簡単なやつから。


Quiz1_2
一回でも見たことある方なら簡単すぎますね。

右が♀、左が♂で雌雄差があります。
左右は違いますが同じ部位、P8という初列風切の端から3枚目のところです。

普段鳥を観察されている方でも、あまり初列風切の内側を見る機会が少なかったりするので、意外と知られてないものです。

基本種なのですが、みなさんわかりますか?
日本でも地域によっては生息していないので、「こいつ見たことねーよ!」っていう人はいるかもしれませんが。


簡単すぎですね。

わかった方もわからなかった方も答え合わせを
↓          ↓         ↓
http://primaryfeather.blog.fc2.com/blog-entry-27.html


第2回はたぶんやりません。

 

  

 

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2012年9月25日 (火)

羽屋あるある

Scopowl963_2

翼標本を作っているとどうしても起こってしまう現象があります。

それがこんな風に雨覆の重なりが逆転してしまう現象!!

わかりますか?
初列大雨覆の4枚目が初列風切8枚目の下に隠れてしまい、初列大雨覆5枚目が6枚目の上にきてしまっています。

これは見た目が美しくないだけでなく、本来の枚数も把握しにくくなります。

「服装の乱れは心の乱れ」とはよく言ったもので、こういった状態を放置してしまうと、あとあと全てがどうでもよくなってしまうのです。



Scopowl964

というわけで直しましょう。

上に出てしまっている羽、今回は5枚目が上に出てしまっているので6枚目から順番に上に出していきます。

調子が良ければ1~2枚で終わりますが、調子が悪いと終点まで行きます。

ここで役に立つのが安~~いピンセット!
高いピンセットはダメです。硬いので、羽軸が曲がってしまうかもしれないのです。

この安~~いピンセット、噛み合わせは最低で先端がグニャグニャ曲がります。ストレスは溜まりますが、やわらかい羽は扱いやすいです。



Scopowl965

もくもくと一心不乱に作業すること2分!

満足のいく重なり具合です。惚れます。今晩一緒に寝たいぐらいです。



ここまで作業していつも思うのが、なんで鳥はあんなぱっぱか羽繕いして綺麗に重ねられるのか。

正直、中雨覆などは修復する気もおきないくらいやっかいなのに、なぜどうして!?

一心不乱に小鳥が羽繕いしてるのも納得です。気を抜くと重なりを間違えて最初から・・・なんてことになりかねないですし。

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2012年5月28日 (月)

カッコイイ!(゚∀゚ )

Obane_2

イオンをぶらぶらしてたら見つけたTシャツ!

根元で一回まがってそのあと先端までシュッと伸びる羽軸。

見つけた瞬間イカルチドリだ!と思った。

 

Obanebane_2

↑このあたりのグループですね。

左から

イカルチドリ、イソシギ、タシギ、ハマシギ、ダイゼン、タゲリの尾羽

 

一般的な鳥の羽のデザインって、胸のあたりの体羽だったり、初列風切なのか尾羽なのか腋羽なのかわからない微妙なデザインだったり、パッサパサの保存状態最悪な初列風切だったりで、どれもこれもパッとしない。

 

非常に羽屋心をくすぐる商品なのですが、全体的なデザインが私好みでないので購入には至らず。

胸のロゴがイカルチドリの学名なら買ってたかも。

 

左側の羽(シャツの右肩)はイカルチドリの尾羽なんだけど、右側はハクセキレイ幼鳥の次列風切にも見えなくもない。。。

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2011年9月16日 (金)

スキャナーで羽

Obane  

きれいに撮れるんだね、びっくらこいた!

 

ただ、羽と並べ方が汚い。。。

 

裏表、いつもと逆に並べなきゃいけないとか地味に大変。慣れてないし。

 

それにしてもきれいだ!!きにいった!

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2010年1月28日 (木)

モズ Bull-headed Shrike/Lanius bucephalus

Mozu100128  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

モズ Bull-headed Shrike /Lanius bucephalus bucephalus

モズですよモズ、モズモズ!!

羽根屋の憧れモズですよモズ、モズモズ!!

モズの羽根っつのはぜんっぜん落ちてなくてね、私でもこの10年間でP9を一枚拾ったことあるだけ。。。高校の体育の授業中、長距離走中に一枚ぱらりと落ちていたのよ・・・。今でもあの興奮は忘れません。

しっかしなんでモズの羽根っちゅうのは落ちてないもんなのかね?

河原に行けばもじゅもじゅいっぱいいるっていうのに。

でも見つけやすい所に停まるからいっぱいいるように思えるだけかも。もじゅもじゅ。

 

で、もじゅ。

初列風切・・・10枚(いえーい♪) 次列風切・・・6枚  三列風切・・・3枚

初列大雨覆・・・9枚  次列大雨覆・・・6枚  手根骨羽・・・1枚

小翼羽・・・2枚  裏もの・・・∞

 

初列風切にのみ白斑が入っているかと思いきや、小翼羽の外弁にも白が入っていて、羽根屋が悶える要素となっている。

P1は要注意!初列と次列、三列の区別が苦手な人はジョウビタキと間違えやすい模様、というかそっくりすぎる!!へー、知らなんだ。

 

Mozunouramono100128  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

裏側はこうなっています。

特に特徴なすだけど、強いて言うなら下初列中雨が黒と白の斑になってるとこかなぁ。

 

ところでこのモズはなぜか翼だけ落ちていたもの。尾羽も欲しかったのに。

石川県は翼だけ落ちている、というのが多い。

ハトとスズメが多いけど、こんな風にモズだったりウグイスだったりツグミだったり・・・。

 

Mozuseiriseiton100128  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もじゅもじゅのあの白斑。

翼長は長く、見つけたときはその大きさに驚いたもの。

今では毎日拝み倒していたので多少見飽きた感が・・・。

 

 

石川は落し物が多くて楽しいな♪

次はテンガイハタを見つけるぞ!!

 

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2010年1月 3日 (日)

オオハクチョウ Whooper Swan/Cygnus cygnus

Oohakucho100103  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あけましておめでとうございます!! 

今年もよろしくお願いします。

 

新年さっそく翼かよ、って感じですが、翼です。

いやね、今日雪なんですよ。そりゃもうぼたぼたとぼた雪がもう。

しかも玄関の鍵穴が錆付いて施錠できなくなったらしく、外出できないし。

 

だから今日は引きこもり。せっかく珍鳥出てくれたって言うのに・・・。

 

さてオオハクチョウ。

正直ちょっと邪魔だと思うときがあるほど大きいけど、その分翼欲に飢えたときに抱きついたりできるので、まぁ、重宝しております。

・・・くさいけどね。

 

初列風切・・・10枚  次列風切・・・19枚  三列風切・・・3枚(欠損?)

初列大雨覆・・・10枚 次列大雨覆・・・24枚  手根骨羽・・・あら、2枚ある

初列中雨覆・・・4枚(欠損多し!) 初列小雨覆・・・10枚

次列中雨覆・・・ちょと数えるの面倒だなぁ。。。

次列小雨覆・・・∞枚  裏の羽・・・∞枚

 

Oohakuchou100103b  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大きさはDSLiteが横に6個分ぐらい。

 

まだ若い個体で所々に灰色の羽が生えている。

 

Urahakuchou100103  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

けど裏面は灰色い羽なんか1枚もなく、純白。

・・・もうちょっとちゃんと撮ればよかった。汚い。

 

大きい翼は管理が難しく、かつ水鳥は羽自体がパサついているからさらに難しい。

なんとかしなきゃな・・・、と思った2010年。

 

おまけ。

Hasibiro100103  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハシビロガモAnas clypeata

拾う機会が少ないし、羽サイトでもなかなかお目にかかれないハシビロガモの翼鏡ですよっと。

やっぱハシビロガモといえば小雨覆だよね。翼鏡は別に、ねぇ。コガモよりもちょっとキレイかなって感じ。

 

Aitu100103  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あいつ。

やっぱキレイだ・・・。

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2009年10月26日 (月)

スズメ Tree Sparrow/Passer montanus

Suzumedaburu0910125  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スズメ Tree Sparrow/Passer montanus saturatus 共に幼羽

上が新潟県佐渡島産、下が神奈川県藤沢市産。

いやね、最初に佐渡島スズメを手にしたとき、「薄っ!!!!」っと思ったのね。

幼羽ってのはあったけど、それでも薄いじゃん!!

でずーっともやもやしてて、ようやく昨日24日、神奈川県スズメ幼羽を手に入れられたのでやっとこさ比較でけた。

 

やっぱり佐渡島産薄いっすよ!!コシヒカリばっか食ってるから美白セレブ気取りなんすかね。

 

Suzume091025kanagawa  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▲藤沢スズメ。

濃い。。。初列外弁の模様から内弁、大雨覆・中雨覆の黒さが目立つよね。

 

Suzumesado091025  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▲佐渡島スズメ。

薄~い!!外弁だの内弁だの、雨覆だのの黒さもだけど、茶色みも薄いんすよ。

あと大きく違うのは小翼羽と初列大雨覆の黒の面積。他の部位は濃さは違えど模様は一緒なのに、小翼羽と初列大雨は模様のパターンから違うんだもの。

ちなみにP2は第一回冬羽。

 

Suzumeurakana091025  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▲藤沢スズメ。

まぁ、こんな感じ。

 

Suzumesado091025ura  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

▲佐渡島スズメ。

裏面も薄いんだけど、特に特記することはないね。

 

Data

初列風切…9枚   次列風切…6枚  三列風切…3枚

初列大雨覆…8枚  小翼羽…3枚

次列大雨覆…11枚  手根骨羽…1枚

小鳥の羽根は数えにくい・・・。

 

 

藤沢スズメ翼提供してくれたH氏に感謝!! 

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2009年10月16日 (金)

なぞどり

Ue091015  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

石川の海岸で拾った謎鳥の翼。

風切形はツグミ科とかヒヨドリ科とかそこらへんなんだけど、どうもこのパターンが思い浮かばない。

羽根屋としていろいろ経験つんだから、こんな翼なんてことないはずなんだけど・・・。どうしても種名がわからない。

 

Yoko091015  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

全国の羽根屋さん助けて!!

 

私は寝ますけど。明日は鳥見て、役所行って、鳥見て、と忙しい日なので。

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2009年9月25日 (金)

タシギ Common Snipe/Gallinago gallinago

Marmeidyokujou  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

タシギ Common Snipe/Gallinago gallinago gallinago 成鳥

 

こんなのが手元にあるってだけで感動するよね。

H氏から提供してもらったわけだけども、H氏の監督不行届けか腐敗臭がひどい。だけどその奥にはシギ特有の泥臭い水鳥っぽい匂いがしてやっぱ感動する。

 

今回、齢の判断は中雨覆・肩羽を見て行った。

 

初列風切…10枚 (11枚?)  次列風切…10枚  三列風切…4枚

初列大雨覆…8or9枚 少ね 次列大雨覆…14枚 手根骨羽…1枚

初列中雨覆…ばか      次列中雨覆…13枚しかない

初列小雨覆…すっごいステキ模様!  次列小雨覆…ばか

小翼羽…4枚

下初列大雨覆…9枚  下次列大雨覆…10枚  尾羽…片側7枚

 

なんか初列風切にP11のような2cmほどの羽があるんすけど。知らなかった・・・。

もしかしたらこいつ初列大雨かもしれんけどね。なんかいろんな羽が邪魔してうまく見れない。。。

 

ってことでタシギです!!

タシギの羽なんてのは9月田んぼ巡ればそこそこ落ちてるもんだけど、やっぱ次列風1枚とかそんなんだしね。

 

Yokuka090925  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翼下面。

これだけ見た時「うわ、シマシマだ!!ハリオじゃねハリオじゃね!?」ってなったけど、あいつらもっとシマシマだね。

かと言って下次列大雨はGallinago共通でこんな模様だし、いったいどこら辺がもっとシマシマになってるんだか・・・。下次列中雨の黒白縞々がもっと細かくて量が多いのかも。

やっぱね、実際フィールドや図鑑で見て知っている印象と、実際手にとって見る印象って違いすぎるんだよね。これが羽の難しくて面白い所かと。

余談だけど、俺が初めて拾った羽はフクロウ尾羽T4なんだけど、そんときはコゲラかアカゲラの風切だと思ってたからね。うん、まぁ印象がどうこう以前の問題ではあったけど。。。その羽一枚でコゲラの全長より大きいっていうね。中学生のころだったからなぁ懐かしい。

それにしてもステキ翼!!

このね、下次列中雨・下次列大雨・次列風が作り出す3本の白い翼帯が良い!こんなの野外で見てみたいわ!!よだれダラダラもんだよ。

 

Obane090925  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

尾羽は片側7枚の計14枚。いっちばん典型的な個体だわね。

タシギは12~18枚っつうけど、例外18枚タシギなんていたらワケワカラン状態になるよ。

タシギはまだいいとしても例外18枚チュウジシギとかいたら例外18枚ウィルソン疑っちゃうレベル。

ってかなんなんだろうね、この枚数の違いは。交雑なんじゃねーの。

 

 

さあ!寝よう!明日も仕事だ!!10時に寝たらこんな時間に起きちゃったよ、まったく。

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2009年7月 9日 (木)

トラツグミ Scaly Thrush/Zoothera dauma

Tail090708  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トラツグミScaly Thrush/Zoothera dauma aurea

いつもは翼標本だけど、今回は趣向を変えて尾羽を。

 

ってことで第一弾はトラツグミ!!

枚数は片側7枚、左右で14枚。T3~T7に白斑あり。

オオトラツグミZoothera major の尾羽は全個体12枚なので奄美でトラツグミをとっ捕まえて尾羽が14枚ならトラツグミだ!!12枚なら換羽中のトラツグミを疑わねば・・・。

トラツグミは姿を見るのは難しいが、羽を拾うのは容易すぎるほど。ツグミ、シロハラの次によく拾える。

トラツグミはすべてにおいて特徴的な羽根なので羽根屋的には初心者向けなのだけども、非羽根屋からしてみれば分からないらしい。

不思議だよね。非羽根屋の鳥屋は鳥を真剣に観察してんのに羽根一枚になったらわかんないとか。その羽根の集合体で種を識別しているのに。

 

Joubitaki090708  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

近年、オオトラツグミとトラツグミの識別法として上尾筒が注目されている。

トラツグミは↑のような模様。先端に三角形の黒斑がちょんって。

オオトラツグミは羽軸とそこの軸斑が黒くなっているため、碇状または菱形になっている。

ならオオトラの羽根も掲載しろよ!って感じですが、持ってないですごめんなさい。法的にも持ってちゃいけないし。。。

なので真木図鑑のオオトラのページで上尾筒を見ることをオススメします。

 

Kabitaki090708  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おまけで識別に関係ない下尾筒。

 

翼および風切は写真撮るの面倒だった。

 

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